JR国分寺駅南口から左手に坂を下って徒歩1分のところに趣きのある殿ヶ谷戸庭園があります。当社のすぐそばのこの庭園は、季節を感じるには最適な静かな庭園です。
武蔵野の自然の地形の段丘の崖にできた谷を巧みに利用した「回遊式林泉庭園」で、崖の上の明るい芝生地と崖下の湧水池、樹林と回遊するにつれ雰囲気が一変する造園手法が魅力的です。
植物の種類の組み合わせや植え方が庭園デザインされています。
それぞれの植物の見ごろに合わせて、お花見やお月見、紅葉を楽しむ会などイベントが開催されます。
大正2年〜4年に江口定篠(後の満鉄副総裁)の別荘として整備され、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となったというだけあって落ち着いた趣のある公園で、平日の昼下がりなど一人静かに散策をするのにはピッタリです。
庭園の名称は、昔この地が国分寺村殿ヶ谷戸という地名であったことに由来するそうです。 |